BLOG 西精工の日常

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2023.12.26

つながり

本社事務所内で時々聞こえる「声」。
しばやんリーダーの横にある、つるんとしたロボットから聞こえてきます。
これ、「分身ロボット:オリヒメ」というロボットなんです。
通信回線を使って遠隔操作ができます。
これを操作しているのは、ヒゲリーダー。

ちょっと重い説明をしないといけません。
実はヒゲリーダー、病院で難病と闘っています。
「ALS」と呼ばれる神経変性疾患で、体の筋力が徐々に衰えてきます。
難病と闘っているヒゲリーダーとの「つながり」を実現してくれたのが「分身ロボット:オリヒメ」です。
病院のベッドからでもパソコンを使って操作することで、事務所の「オリヒメ」が動いてくれます。\

(←)この冊子は、徳島大学病院が発行している、難病をサポートしている冊子。
この中で、ヒゲリーダーががんばって「オリヒメ」を操作している様子を紹介してくれています。
この「オリヒメ」のおかげで、私たちはヒゲリーダーとの「つながり」を感じることができます。

すごく大切なことですが、、正直なところ紹介しにくい内容でもあります。
でも、「ブログで紹介しよう!」と思わせてくれたのは、ヒゲリーダーの「ブログに載せて!」というひと言でした。

よし!任せとけ!

ヒゲリーダーは「オリヒメ」の目と目の間にあるカメラを通して、事務所の様子を見ることが出来ます。
もちろん周りの音や声も伝わります。
「オリヒメ」がしゃべる声は、事前に登録しておいたヒゲリーダーの声。
ただ、しゃべる時は「視線入力」という、目の動きを使って文字を入力するので、ちょっと時間がかかります。

ベッドの上で、慣れない操作をするため、短い時間にはなりますが、こうやってヒゲリーダーとの「つながり」を感じることができるんです。
ヒゲリーダーのふざけっぷりは相変わらずです(笑)

日々、難病と闘っているヒゲリーダーとの「つながり」を感じながら、ヒゲリーダーと一緒に、お客様に喜んでいただけるものづくりを、これからもがんばっていきます!

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