BLOG 西精工の日常
登山部 の記事一覧

2010/06/01 からあなたは累計 人目の訪問者です。

(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2024.09.10

登山部@八経ヶ岳 その2

夏休み、奈良県の「八経ヶ岳(はっきょうがたけ)」に挑んだ登山部の様子を紹介しています。
山小屋前で休憩した後、いよいよ一行はメインターゲットの「八経ヶ岳」に向かいます!
↓の写真、山頂が尖がっているのが「八経ヶ岳」です。
すごく遠くに感じますが、歩いて30分くらいで着けるそうです。

途中、鹿による食害を防ぐためのゲートを通過。
もちろん、お約束なので、最後尾のカズキングを締め出します(笑)
カズキング、野生の一面を発揮。

あらま、ホントに30分で着きました!
日本百名山:八経ヶ岳をピークハント!

岩々しい頂上は、そんなに広くないので、ささっと写真を撮って、次の方にゆずります。
ナント親切なことに、撮影用のスマホを置く台が設置されています。
ありがたく撮影台を使わせていただき・・・

日本百名山:八経ヶ岳登頂!

この八経ヶ岳や先に登った弥山(みせん)は、山岳信仰における修行の場だそうで、行者のアイテム「錫杖(しゃくじょう)」が置いてあります。
(カズキングが持ってきたワケではありません)

ぐるり360度、すべて「山」!
山奥の中にある山なのです。
街の姿はまったく見えません。

先に休憩してコーラを飲んだのが、隣の山:弥山(みせん)。
休憩したら、あそこまで戻ります。
ホント、遠くに見えるけど、30分で着くんだよなぁ。

そして下山。
「その1」でも触れましたが、この日のカズキング、「屁」が異常なほど発砲されます。

「どうせ、Wが大げさに書いてるんでしょ?」

違います!
「リアルガチ」なんです!
あまりにひどい「屁」をよしくらさんに喰らってほしくて、よしくらさんを最後尾に(笑)
すると、めっちゃ離れてしまいます。

カズキングがナン十発も連発しながら、弥山の山小屋に戻ってきました。
せっかく木のベンチがあるので、今回はここでお昼ゴハンを食べます。

ちなみに食べながらも「屁」をかまされます。
「屁」の振動がベンチを介して伝わってきます。
カズキングの「屁」にびくびくしながら味わうコーヒー・・・。

ゆっくりお昼ゴハンと「屁」を堪能したので、下山していきます。
今回は素直に「来た道を戻る=ピストンコース」で帰ります。
※過去、何度も周回コースに挑み、ひどい目に遭っている西精工登山部。

これ、「西精工登山部あるある」なのですが、下山はとにかくみんな、口数が少ない!
登りの半分もしゃべりません。
なのでしょーもないオヤジギャグを言ようもんなら、すごい勢いでスベります。
大滑落します!
(※よしみさんがよく大滑落します)
それでもカズキングの「屁」は止まりません。
というか、どんどんひどくなります。止まると必ず発砲します。

この木の橋まで来れば、出口はすごそこ。
「木の橋」といえば、パキスタン・チャレンジ!
(ただ、「パキッ」って音がするかどうかという小学生レベルの遊び)

推定体重「90キロ」が乗っても、この木の橋はビクともしませんでした。

ってことで、無事に駐車場まで帰ってきました!
さすがの日本百名山!
帰ってきたらヘトヘト。
けっこうしんどい行程でした。

思いのほか手ごわかった八経ヶ岳でしたが、無事に帰ってこれました!
おつかれ山でした!
ちなみに、登山口付近の原生林は世界遺産に登録されているんだそうです。

【おまけ】
登山をすると、尋常じゃないくらい汗をかきます。
なので下山後のメンバーはくさいんです(笑)
下山後はなるべく早くお風呂に入ります。
この日も「黒滝の湯」でスッキリ!
・・・のはずでした。

人間はくさくなくなったのですが、荷物(バックパック)がくさい(笑)

あれだけクサイ「屁」を出しっぱなしのカズキングですが、荷物がクサイのには耐えられないみたい。
鼻にタオルを巻いて、すごいスタイルで車を運転していました(笑)
※途中のコンビニで消臭スプレーを購入、荷物にふりかけることで収まりました。

それと、登山後のエネチャージはもちろんラーメン!
今回、みんなかなり疲れていたのと、そもそも味がおいしいのとで、ラーメン爆食!
マジでおいしかった!

W 

2024.09.09

登山部@八経ヶ岳 その1

今回、登山部は奈良県へ。
日本百名山のひとつである「八経ヶ岳」にチャレンジします!
すんごい山奥の細い国道をひたすら走り、登山口駐車場にたどり着きました。
けっこうな山の中、下界よりも涼しいです。
カズキングは「朝ごはん」にオムライスを食します。
さすがです!

今回はご覧の4人が「八経ヶ岳」にチャレンジします!
ちなみに、本当は長野県の「北岳(日本で二番目に高い山)」に挑戦する予定だったのですが、台風の影響で急きょ日帰りの登山に変更。
安全第一なのです!

それでは早速、入山します!
行ってきまーす!

事前に調べていて、覚悟はしていたのですが、序盤からえげつない斜度を登っていきます。
登りだしてスグに汗びっしょり!
日本百名山は伊達じゃない!
カンタンには登らせてくれません。

絶好調だったのはこの人!カズキング!
どんどんお腹が成長しています。
何が絶好調かって、もちろん「屁」です。

「なぜ、いつもカズキングは隊列の最後尾なのか?」
答えはカンタン!
とにかく「屁」が止まらないから。

樹林帯の切れ間から、八経ヶ岳の頂上が見えた!
めっちゃ遠いやん!
しばらくは自然を楽しみながら、がんばります。
ガチ毒草のトリカブトがキレイな花を咲かせています。
このトリカブトの毒は、ガチ中のガチ!
まちがって摂取すると死んじゃいます。

道中、木の切り株に誰かが顔を作ってました。
汗びっしょりの行程ですが、こういうのを見ると安らぎますね♪

ドボドボに汗をかきながら、なんとか稜線(山の尾根)に到着!
しばし景色を楽しみながら休憩を取ります。
稜線に出たので、ここから楽勝かと思ったら、百名山はそんなに甘くなかった・・・。

稜線に出たのも束の間。
すぐにまたエグイ上り坂と戦います。
カズキングは相変わらず「ぶーぶー」こきまくり。
マジで、ずっとこいてます!
あまりにも坂道とカズキングの屁がきつくて、下を向いて歩いていたWは、倒木に思いっきり頭をぶつけてしまいます。
これはマジで痛かった!
頭が裂けたかと思いました。
幸い、タンコブだけで済みました・・・。

そして・・・、やっと山小屋に到着!
といっても、ここは八経ヶ岳の頂上ではありません。
途中にある「弥山(みせん)」という山の頂上です。

ヘトヘトの4人は、ここで小休止。
ちなみにこの山小屋、宿泊もできるし、テントも張れるみたいです。
山小屋で冷たいコーラを買って、エネチャージ!
山頂で飲むコーラ、激ウマです!
炭酸飲料なので、個人ではなかなか持ってこれないっすからね。

休憩がてら、「弥山」をピークハント。
「弥山」の頂上は、山小屋から3分くらい歩いたところにあります。
頂上にはお社があり、神様をお祀りしています。
神様にごあいさつして、頂上まで登らせていただいたことに感謝します。

「弥山」頂上からの展望、イイ感じ!
下の写真、左の山が今回のターゲット「八経ヶ岳」になります。
はい、もうひとがんばりです。

一人だらけていますが、「弥山」GET!
さあ、次は「八経ヶ岳」です!

ってことで、次回は「八経ヶ岳」アタックの様子を紹介します!
ぜひぜひ、次回も見てくださいねー!

W 

2024.08.28

登山部:真夏の大冒険2024@木曾駒ケ岳 その3

西精工登山部「真夏の大冒険@木曾駒ケ岳」の様子を紹介しています。
「その2」の最後では、天空で見る満点の星空☆をご覧いただきました。
満点の星空に続いては、日の出。
夜明け前のマジックアワー、めっちゃ幻想的です。
はい、これも肉眼で見たほうが100倍キレイです。
ただ、気温はおそらく10℃は切っているでしょうね。
震えるくらい寒いです。
(温度計を持っていたのに測り忘れたW・・・)

そして・・・
東の空に、太陽が昇ってきました。
日の出です。

すぐ横にそびえる、木曽駒ケ岳がかすかに赤みを帯びています。
「モルゲンロート」ってやつです。
朝日をバックに、3人が記念撮影~☆
え?すとうさんですか?
高山病の症状がけっこうしんどいみたいで、まだテントの中。
ちなみにこの集合写真、広角レンズなので、右端のカズキングがさらに横にふくらんで見えます(笑)

朝日を浴びながら朝食の準備。
朝8時までに撤去できればいいので、時間はたっぷり!
まったり朝食を楽しみます。

かなり症状が軽くなったカズキング。
食欲も戻ってきた様子。

(↓)の写真、左がカズキングの朝食。
右がWの朝食です。
Wはパンとコーヒー、なんとも面白みがない朝食です。
しかし、さすがカズキングは、朝からカレーライス!

東の空、雲海の変化を楽しみながら、テントを片付けていきます。
すとうさんも何とか起きてきて、お片付け。
日が高くなるにつれ、気温はどんどん上昇。
2日目もイイ天気になりそうです。

朝8時、お世話になった頂上山荘のテント場を後にします。
ありがとうございましたー!

あとは帰るだけなのですが、慌てて帰っても、温泉が開店していません。
温泉の営業時間にあわせて(笑)、ゆっくり下山です。
行きは「中岳」頂上を通っていきましたが、帰り道は迂回路の横道を選択。
あまり足場が良くないそうですが、せっかくなのでチャレンジ!
左には中岳、右には雲海。

登山では、山の斜面を回避し、頂上を迂回するように横切るコースを「トラバース」と言います。
まさにこれがトラバース。
最初は「お散歩気分」でよかったのですが・・・

少し進むと、ゴツゴツした岩の道に変わっていきます。
すれ違った方からは「トレッキング・ポールは邪魔ですよ」とアドバイスをいただいていましたが、たしかにポールは邪魔のようです。
ポールをしまい、岩登りスタイルで臨みます。

岩の隙間には「イワギキョウ」がキレイな青い花を咲かせています。
思いのほか、このトラバース路は楽しく、Wはアドレナリン出まくりでした。

赤い彗星すとうさんから、このトラバース路、
 「Wロード」
と名付けられます(笑)

無事にトラバースを通過。
目の前には昨日登った宝剣岳。
誰かが例の岩のてっぺんに立ってます!
けっこう頂上は混雑しているみたいで、昨日のうちに登っておいてよかったです。

一行は、宝剣山荘でひと休み。
本当はソフトクリームを食べたかったのですが、ソフトクリームの販売が10時からだそうで、泣く泣く断念!

そして一行は、いよいよ下山!
しかしこの日は土曜日、ロープウェイで上がってきた登山者たちが、どんどん上がってきます!
下りは端折りますが、登ってくる人が多すぎて、なかなか下山できませんでした。
恐るべし、週末の木曾駒ケ岳!

登ってくる人をかわしながら、苦労して下山。
下山といっても、ロープウェイ駅でも2612メートルの標高があります。
それでもこの地点では4人全員、高山病の症状はなくなり、雄大な景色を思う存分楽しみました♪

行き道ではスルーしましたが、ロープウェイ駅の周りには「お花畑」!
めっちゃキレイです!

千畳敷カールの一番下にある標識ポイントで記念撮影~☆
ちなみに、登山しなくても、ここまでなら来れます。

ここで「気になるもの」を発見!
けっこう厚みが「薄い」木のベンチです。
もしかすると、カズキングの重みで「パキッ」って音がするかもしれません!
ってことで「チャレンジ・パキスタン」!
おっさんたちが小学生のような遊びです(笑)

はたして「音」が鳴ってしまうのか?
ゆっくり木のベンチに腰を下ろすカズキング。

はたしてその結果は?!

音、鳴らず!
こんなことで遊べるのは、みんな、具合が良くなった証拠です!
(この流れだと、「パキッ」って鳴ってほしかった・・・)

 

この場所には池があります。
たいてい山の上の池って、「死んだ水」なのですが、この池の水、めっちゃキレイ!
さらに、めっちゃ冷たい!
水面に周りの山々が映り、雄大さが倍盛りに!

そして、いよいよロープウェイ駅へ。
楽しかった千畳敷カール&木曾駒ケ岳の登山旅も終わりを迎えます。
むー、名残惜しいなぁ。
雲海の向こうには、南アルプスの山々と富士山がよく見えます。

宝剣山荘で食べ損ねたソフトクリームでしたが、ロープウェイ駅で食べることができました!
今まで食べたソフトクリームの中で、一番おいしかったかもしれません!
激ウマでした!

そして、ロープウェイで下界へ。
下界はめっちゃ暑かった・・・。
ってことで、西精工登山部、真夏の大冒険@木曾駒ケ岳でしたー!

【おまけ】
下山後は「お風呂」、そして「おそば」!
昨年発見したチェーン店のおそばやさんなのですが、めっちゃおいしい!
大盛りではなく、特盛りで信州そばを堪能しましたー!

W 

2024.08.27

登山部:真夏の大冒険2024@木曾駒ケ岳 その2

西精工登山部「真夏の大冒険@木曾駒ケ岳」の様子を紹介しています。
「その1」では、圧倒的迫力の千畳敷カール、か~ら~の~宝剣岳の頂上を紹介しました。

すでにカズキングは高山病。
はい、その2ではさらに高山病の様子・・・じゃなかった、さらなる絶景をお届けします!

無事に宝剣岳をピークハントした4人は、ふもとの山小屋で「ごほうび」タイム!
カズキング、おぐさん、Wの3人は定番の「コーラチャージ」ですが、すとうさんだけ「違うもの」・・・。

すとうさん、
 「ブログに載せる時は差し替えて!」
というので、「元画像」と「差し替え画像」の両方を載せますね(笑)

宝剣岳を後にする一行。
次は、「中岳」を経由して、今回テント泊する頂上山荘のテント場を目指します。
約30分という短い行程ですが、やはり空気が薄いせいなのか、けっこうすぐに息が上がります。
ムリは禁物!
景色を楽しみながら、ゆっくり、ゆっくり歩いていきます。

通り道にある山とはいえ、ちゃんとした山の「中岳」。
近づくと、思いのほかキツイ斜度なのです。

「中岳:2925メートル」、通りすがりですがピークハント!
休憩ナシで、通り過ぎていきます。

中岳を下りるとスグに頂上山荘が見えてきます。
今回はコチラのテント場をお借りします。
山荘でテント泊の受付&支払いを済ませるみんな。
ちなみにこの頂上山荘では、テント泊だけでなく、山小屋泊もできます。

各自、岩場の隙間にあるフラットな場所を探して、テントを設営していきます。
地面はほぼ石や岩なので、ほとんどペグは打てません。
テントのガイロープは、大きな石に固定していきます。

テントを設営出来たら、お昼ゴハン。
各自、ラーメンやらドライフーズを作って食べます・・・が!
食いしん坊万歳のはずのカズキング、かなり調子が悪いみたいで、ゼリー飲料のみ摂取して、テントの中で休んじゃいました。
この高山病、低酸素に体が順応していくことで、症状は良くなっていくのですが、それまでがマジしんどい!

時間は余裕たっぷりなので、カズキングには小一時間寝てもらいました。
続いては、メインターゲットの木曾駒ケ岳頂上を目指します!
目指すといっても、15分登れば頂上。
順調・・・と思いきや、高山病がWにも襲い掛かります。
木曾駒ケ岳に登る途中で頭痛を発症するW。

木曾駒ケ岳に登ること自体は楽勝!
15分登って、木曾駒ケ岳頂上に到着です!
さすが超メジャー山の頂上!
周りにはたくさんの登山者がいました。

ってことで、西精工登山部も木曾駒ケ岳をピークハント!
ちょっとガスが出てきてて、ギリギリのタイミングでした。
ちなみに、カズキングとWは高山病発症中。

この木曾駒ケ岳、西精工登山部では最高標高:2956メートルとなります。
せっかくの超メジャー山の頂上なので、ちょっとまったり。
帰りは別ルートで下山。
これがラッキーでした!
「日本アルプスのアイドル」に会えました!
(↓)どこにいるか分かりますか?

はい、日本アルプスのアイドル「雷鳥」です!
めっちゃかわいかった!
眼下には、我々がテントを設営している頂上山荘とテント場。

14時頃にテント場に戻り、まったりタイム・・・のはずでしたが、Wの高山病症状がさらに悪化。
Wはテント内で頭痛&吐き気と戦うハメに。
なので、この間の写真はありません。

夕方17時過ぎ、ようやく少しマシになったW。
そのタイミングで夕ご飯タイムへ。
カズキングもちょっと回復傾向でしょうか、「カニ雑炊」を食べるみたい。

強烈な吐き気によって、胃の中を空っぽにしたWは、とてもガッツリは食べられず、コーンスープとパン1個という、せっかくのテント泊なのにしょぼい夕ご飯でした。
まあ、仕方ないっす。

ゴハンを終える頃には、辺り一面ガスだらけ。
残念ながら夕焼けは見えそうにありません。
この頃には、おぐさんが軽い頭痛を訴えます。
はい、高山病です。
ちなみに、赤い彗星すとうさんもその後、高山病の症状が。
結局、4人全員が高山病の餌食になりました。

早々に就寝したのですが、「お楽しみ」はこれから!
天空の天体ショーです!
真夜中にアラームをセットし、テントから出てみると・・・満点の星空!
Wとカズキングが撮った「ごほうび」を紹介して「その2」は終了です☆

息をのむ夜空!
写真もめっちゃキレイですが、肉眼で見る星空は、大げさじゃなく100倍キレイでした☆
ってことで、次回「その3」もお楽しみにー!

W 

2024.08.26

登山部:真夏の大冒険2024@木曾駒ケ岳 その1

今年も登山部が真夏の大冒険に行ってまいりました!
今年は長野県の中央アルプス、木曾駒ケ岳に挑戦します。
夜通し車を走らせ、木曾駒ケ岳のふもとにある駐車場に到着です。
今回も、昨年同様、カズキング、すとうさん、おぐさん、Wの4人ががんばります!

木曾駒ケ岳に登るには、いくつかコツが必要です。
バス乗車の順番取り、チケット購入順番待ちなど、これらを知らないと大変な目に遭います。

駐車場に着いて最初にやらないといけないのが、バス乗車の順番取り!
幸い、我々は始発バスに乗ることができ、ロープウェイ駅まで、満席のバスに30分揺られます。
バスに乗ってすぐ、カズキングは爆睡。
夜通しの運転、お疲れさまです。

しらび平ロープウェイ駅に到着し、ここからロープウェイで一気に2612メートルの標高まで上がります!
しらび平駅の標高が1662メートルだそうなので、一気に1000メートル上がります。
これが後々、我々4人を苦しめることに・・・。

約7分半で、日本最高所駅の千畳敷駅へ。
気温は20℃、快適気温です!
駅を下りて、我々の目に飛び込んできた景色が強烈!

ええ、マジで強烈です!

はい、ドンっ!

この景色でテンション爆上がり!
この千畳敷駅、ホテルにもなっている建物で、めっちゃキレイです。
建物の裏側の景色もすごい!
南アルプスの山々、そしてその奥には富士山が見えます!
今回の行程は、時間的にも余裕があるので、ゆっくり景色を楽しみます。

神様に今回の登山の無事を祈願し、さあ、出発!

ちなみに、今回、みんなの顔がすごくしんどい表情をしていますが、しんどいんです(笑)
見事に全員「高山病」にやられてしまっています。
序盤の犠牲者はカズキング。
珍しく、目の焦点がイってます。

カールと呼ばれる丸い地形の真ん中にある登山道を登っていきます。
前を見ても、後ろを振り返っても、どこを見ても絶景!
まるで別世界です。

今回の行程で一番きついのが、最初のパート!
千畳敷駅からカールを登っていくのがしんどい!

とはいえ、いつもの登山に比べたら、そんなにえげつない距離ではありません。
ただ、空気が薄いためか、すぐに息が上がります。
標高2600メートルオーバー、恐るべし!

約1時間のがんばりで、無事に「乗越浄土(のっこしじょうど)」という尾根に出てきます。
ここに登れたら、後はそんなにしんどくありません・・・と思ってました。

それにしても、この日の天気は「超晴天」!
紫外線が突き刺さります!

なんとか乗越浄土に登れて安堵のカズキング。
南アルプスの山々を見て気分転換していますが、すごいしんどい表情です。
さらに、以前と体のフォルムが大きく変化しています。
気圧の関係で膨らんでいるんでしょうか?

ゆっくり休んで、早速挑戦するのが「宝剣岳」!
すぐ目の前にそびえ立つ、岩々しい山です。

重い荷物は置いといて、軽装プラス、ヘルメットを装着して、いざ宝剣岳を目指します!
カズキングはこの時点で、かなり苦しそう。
めっちゃめまいがするそうです。

なぜヘルメットをかぶるのか?
それは、めっちゃ岩場をよじ登るから!

ムリそうなら、カズキングには引き返してもらわないといけません。
カズキングの様子を見ながらも、3人はアドレナリン出まくり!

所々に「鎖場」と呼ばれる難所があります。
岩登りの基本「三点支持」で、しっかり体を安定させながら登っていきます。

最後の難所をよじ登って、何とか頂上へ!
でも、宝剣岳の頂上はさらに上。
はい、人の背丈くらいある岩の上が「本当の頂上」なのです。

はるか眼下には、ロープウェイ千畳敷駅。
駅から見上げていた宝剣岳の頂上に、今、立っています。

そして・・・

無事に宝剣岳の「本当の頂上」をピークハント!
カズキングは残念ながら、安全を考えて断念!
これは仕方ない!

そこで、少し下りて安全なところで「チャーシュー!」してもらいました(笑)

※「チャーシュー!」の由来は、登山部過去ブログで探してみてくださいね!

ってことで、無事に宝剣岳を下山。

こんな感じで、どの写真も絶景な今回の大冒険!
次回の「その2」でも、たくさんの絶景をお届けします。
ぜひ次回もお楽しみに!

W 

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