BLOG 西精工の日常

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2023.03.09

変化点管理勉強会:成型1係

先日、成型1係を対象に「異常・変化点管理勉強会」を行いました。
ちょっと前に工作係で行った勉強会をブログで紹介しましたが、ほぼ同じ内容です。
ただ、工作係と成型係では、ちょこっと管理内容が違うので、その部分をカスタマイズしての勉強会です。

ものづくりをしていると、毎日色々な変化や変更が生じます。
それら変化や変更が生じても、きちんとお客様に喜んでいただけるものづくりができるよに管理するのが「変化点管理」です。

まずはアイスブレイク。
みんながリラックスして勉強会に臨めるように、軽く質問していきます。

「異常ってどんなこと?」
すると、たつみくんにいきなり「キーワード」をぶっこまれます。
前回、工作係でにっしゃんにも同じように「キーワード」をぶっこまれました(笑)
どうやらWの尋ね方に問題があるようです・・・。

改めて「異常」について考えると、
 ・製品に関する異常
 ・生産設備に関する異常
 ・材料や副資材に関する異常
などなど、色々な「異常」があることが分かります。

そして大切なのは、「異常」が起きた時に、どう行動するか?です。
間違った行動をして、お客様の元に不良品が流れてしまったら大変です!
なので「異常」が発生したら、とにもかくにも「止める」こと!
生産設備の稼働も止めるし、製品の流動も止めます!
また、自己判断も厳禁!
リーダーに連絡し、「異常の範囲」を明確にします。
よく言われるのが「止める-呼ぶ-待つ」ですが、西精工風にアレンジすると、「止める-呼ぶ-考える」でしょうか。

そして、「異常」と判断された製品は、誤使用を防ぐために「識別及び区分」をしなければなりません。
実はこの部分でWが書いたイラストに大きなミスがあったんです。
「フタ」を描くのを忘れてたんです・・・(汗)
それを逆手に取って、「このイラストでルール違反をしているのはどれでしょう」と質問を投げ掛けます。
転んでもタダでは起きません!

続いては「変化点管理」についても学んでいきます。
ものづくりをしていると、たくさんの「変化」が招じます。
これら「変化」をきちんと管理して、製品品質に影響を及ぼさないようにしないといけません。
例えば、風邪でAさんが休んだので、代わりにBさんが生産設備を稼働した。
なんていうのも「変化点」として管理が必要です。

どうして「変化点」を管理しないといけないのか?を、みんな大好き「ラーメン」を例にして説明します。
出来映え(味)を確認もしないで、新人が作ったラーメンを食べさせられるのってイヤですよね。

この変化点管理、お客様に安心してウチの製品を使っていただくために行いますが、品質マネジメントシステム:ISO9001や自動車産業向け品質マネジメントシステム:IATF16949の要求事項でも「ちゃんと変化点管理してね」と書かれています。
実際の要求事項を抜き出して読んでみると、マジで難しいですよね・・・。

インプットしたことは、アウトプットすることで、より強く記憶に刻まれます。
ってことで、理解度テストを実施です!
文字通り「理解度」を測るものではありますが、ホントの目的は「強く記憶に刻ませること」なのです。

惜しくも「1問だけ不正解」だったけんご。
どこを間違えたのか、少し掘り下げていきます。

いつも高得点ゲッターのよしくらさん、どうやらWの「無言の圧力」が邪魔したみたいでした。
けっこうデリケートなよしくらさんなのです。

ってことで、成型1係での「異常・変化点管理勉強会」でしたー!
これら異常や変化をしっかり管理して、お客様のためのものづくりをがんばっていきます!

W 

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