BLOG 西精工の日常
教育 の記事一覧

2010/06/01 からあなたは累計 人目の訪問者です。

(本日は 番目のアクセスです。 また昨日は 人のご来場者がありました)

2020.08.28

リーダーシップ勉強会:あなたの正義、それ正しい?

先日、社長が講師をしてくださる「リーダーシップ勉強会」が本社で行われました!
まずはみんなで元気にごあいさつ!

今回のリーダーシップ勉強会では飛沫防止スクリーンが設置されました。
「with コロナ」の新アイテムです!
それまでは社長、マスクをされたまましゃべっていたのですが、これがホント大変!
けっこう酸欠になります。
このスクリーンがあれば大丈夫!
ただ、角度によっては社長が光の反射で消えちゃうのです・・・。

今回もまずは新型コロナのことからお話いただきます。
今回は「致知」という冊子に載っている、ある一文を紹介してくださいます。
江戸時代、水戸藩の儒学者である藤田東湖が幕末の偉人、吉田松陰に授けた言葉です。

 「国難襲来す。国家の大事といえども深憂するに足らず。
  深憂とすべきは人心の正氣の足らざるにあり」

ここで言う「国難」とは、歴史の授業でも学ぶ「黒船来航」のこと。
ペリーなるアメリカ人がやって来て、「鎖国を止めないと暴れるよ」みたいなことを要求してきます。
時の政府である徳川幕府を揺るがす大事件です!
そんな国家の一大事であっても、国民みんなが気力や気概をもっていれば、じたばたしなくても大丈夫だよ。
・・・という内容です。

そして今、新型コロナの世界流行は、人の考え方を変える天意なのかもしれません。
この国難を成長のチャンスにする。
問題は人を成長させるのです。

この新型コロナの逆境の時こそ、西精工が大切にしている「大家族主義経営」がどのように活かされているのか?
社員みんなに意見を聞いていきます。
 ・部署間のつながり
 ・チームメイト同士お互いに家族の悩みや不安を相談し合える。
 ・感染予防の一人ひとりの責任ある行動。
  仲間のために感染リスクを避けた行動。
色々な意見が出てきました。

さてさて、ここからが本題。
今回も「アンガー(怒り)・マネジメント」を学んでいきます。
人には「決めつけ」があります。
やっかいなのは「自分の価値観」、つまり「自分の正義」でもって決めつけるのです。
よくあるSNSでの誹謗中傷。
これは自分の価値観(正義)でもって人をけなしているんです。
「自分の正義」を振りかざすのは「心の狭さ」がそうさせています。
特に夫婦関係ではどうでしょう。
 「悪いのはあなた!」
感情的になると、ついつい白黒はっきりさせようとしませんか?
だから最悪、離婚にまで至ってしまうんです。
「自分の優位性」にこだわり、「正しいのは私!あなたに指図されたくない!」
・・・ではなくて、「それもそうだね、自分にもあるかもなぁ」と受け止めてみては。

また、人間の感情は周りに伝染するそうです。
これをミラーニューロンと言います。
だからこそ「明るく振る舞う」って大切!
特にリーダーの役割を背負っている人には大切なことです。
あなたのその態度が、どれだけ周りの人たちに影響を及ぼしているか!

社員みんなが書いたレポートからも学んでいきます。
全部紹介するとめっちゃ長くなっちゃうのでひとつだけ!
「価値観」と「規範」の違いについて。
ある社員の悩みが書かれていました。
チームメイトや後輩に「良いこと」は「良いね」、「悪いこと」は「それはよくない」と伝えることについてです。

それを相手に伝えることが「自分の価値観を押し付ける」ことにならないのか?
ということです。
例えば「怒る」と「叱る」も違います。
「怒る」は自分の感情をぶつける行為ですが、「叱る」は「相手に良くなってほしい」という意図があります。
「良い/悪い」の判断をする時は、自分の価値観ではなく、「原則」を基準にすればいい。
「原則」は、国や時代が変わっても変わることのない価値観。
   ・・・「誠実」「愛」「友情」「安全」とかがそうです。

ってことで、今回もたくさんの学びがありました!
社長、勉強会ありがとうございました!

W 

2020.08.05

改善勉強会@伸線

先日、伸線係で「改善勉強会」を実施しましたー!
 「改善って何だろう?」
 「どういう流れで考えればいいんだろう?」
これら「改善の基礎」を改めてみんなで学び、職場での改善活動を活性化させるのがネライです!

この「改善勉強会」では改善のステップに沿って学んでいきます。
改善のステップ①では、「問題の発見」つまり、「改善のチャンス」をキーワードを使って見つけます。
そのキーワードが「不の付く言葉」です。
毎日の仕事の中には「不の付く言葉」がたくさん隠れています。
それらを見つけて、改善のチャンスとします!

「不の付く言葉」とは?
あんまり書くとネタバレするので少しだけ紹介しますが、身近にある言葉ばかり。

「不安」
不安に思っていることは改善のチャンス!

「不都合」
不都合が生じているなら改善のチャンス!

「不の付く言葉」で問題を発見したら、改善の方向性を考えます。
ここで役立つキーワードが「やめる、へらす、カエル」です。
なぜ「カエル」だけカタカナなのか?
それは、色々な「カエル」があるからなのです。

この「カエル」という言葉、色々な漢字が当てはまるのですが、当てはめる漢字によって「意味」が変わってくるんです。
 「変える」・・・形や大きさを変えること。
 「代える」・・・別なものに同じ役割をさせること。「代打」とか「代用」とか言いますよね。
他にはどんな「カエル」があるか、分かりますか?

まるちゃんが詰まってしまったのが「換える」という漢字。
ど忘れして、出てきません(笑)

この「換える」は「AとBを交換する」という意味があります。
外の空気と中の空気を入れ換える「換気」がそうですよね。

勉強会のシメでは、学んだことの理解度テスト!
その名の通り「理解度」を測るのも目的のひとつですが、もう一つ目的があります。
インプットしたことをアウトプットすることで、より記憶に学んだことが刻み込まれます。

今回みんなで学んだことを活用して、もっともっと職場の改善を活性化させていこうぜ!

W 

2020.07.31

リーダーシップ勉強会:あなたは白黒つけたい派?つけない派?

先日、本社で社長が講師をしてくだる、
 「リーダーシップ勉強会」
が開催されました。

もはやイジられ慣れているばんばん。
勉強会前も余裕の表情。
カメラを向けるとピースしてくれますが、Wのカメラは空気を読んでピンボケで写します(笑)

いつもリーダーシップ勉強会の冒頭は、時事ネタを扱ってくださいます。
どうしても避けて通れないのが「新型コロナウイルス」関係のお話。
今回は新型コロナウイルスに対応している行政のお話をしてくださいました。

新型コロナウイルスの影響は皆さんもご存知の通りですが、そんな中、行政はめっちゃがんばってくださっています。

社長のある知人がフェイスブックに投稿をされました。
その記事を紹介してくださいます。
こんな内容です。

今、行政や政府は、医療崩壊にならない、そして経済の活性化、そのバランスを取ろうとしています。
「最大公約数」で判断されています。
なので個別性は考慮していない。→これが行政のサービスである。
個人は「自分で考え、自分で判断しなければいけない。
「国がしないから」ではないのです。
このような緊急事態において「平等性」は担保できません。
こういったことに対する批判にエネルギーを使うのではなく、自ら新しい世界を創り出すことにエネルギーを使う。
第一優先は「医療崩壊させないこと」です。
(行政や政府は)あなたを守っているのではありません。
なので自分の身は自分で守らなければならない。

私たちが常日頃学んでいる「主体性を発揮する」、と重なって聴いていました。
新型コロナウイルスは正しく怖がりながら、経済を回していかなければ。

新型コロナウイルスのお話はこのくらいにして、本題に入っていきますね!

皆さん、「この人、苦手だなぁ」って思っている人っていますか?
苦手だと思っているけど、その関係を改善したい時にどうすればいいか?
ズバリ!
 「その(苦手な)人と過ごす時間を長くする」
だそうです。
そうすることで、その人の魅力的な部分に気づいていけます。
そもそも、「苦手だなぁ」と思っているのは、それだけ自分の「受け止め幅が無い」ということなんだそうです。
そして、やっかいなのが「周りへの悪影響」!
「苦手だなぁ」と思っているその空気感がどれだけ周りの人をイヤな気持ちにさせているか。
気づいていなのはあなただけ!

ここで社長から名言をいただきます!

 「あなたの嫌いは、社会の迷惑」

あなたの「あの人、嫌い!」というマイナス感情は、チームに迷惑を掛けています。
気づいていないのは、あなただけ。
会社に迷惑を掛けています。
気づいていないのは、あなただけ。
社会に迷惑を掛けています。
気づいていないのは、あなただけ。

なんと、自分の受け止め幅の狭さが、周りのみんなをイヤな気持ちにさせて、空気感を悪くしてしまっているのです。
でも、気づいていないのは、あなただけ。

「気づく」ということで、あるハグルマ新聞を紹介していただきました。

※ハグルマ新聞:社員が毎週書く「私の一週間」から、選りすぐりを取りまとめた新聞です。

・後輩に仕事を教えた時に、後輩の「本気度」に気づき、教える方も本気で教えた!
・企業内大学で教えてくださる先輩の「本気度」に気づき、スイッチが入った!

仕事でも、遊びであっても、「本気」は楽しい!
「本気」だから楽しい!
その「本気」は周りの人が見ています。
そして「本気」は周りの人に影響を与えています。

「本気度」に気づいた二人の「強み」を社長は調べられたそうです。

「ほらな!」・・・ここで社長の強みの「着想」が輝きます。

二人には「最上志向」という共通の強みがあったそうです。
私たち西精工社員は全員、「5つの強み」というのを認識しています。
ただ、それら「強み」は日々磨いていかなければなりません。
「強み」を磨いていくことで、自分の悪さ加減が消えていきます。
でも、「強み」を磨かないでほったらかしにしていると、「強み」は逆に「弱み」となっていくのです。

「後輩の成長」についても紹介します。
チームメイトや後輩を成長させるためには、「負荷」をかけ、そして見守ることが大切!
「負荷」がかかると、人は成長します。
そして、一所懸命にがんばっている人がいたら、声を掛けたくなるってもんです!

そして今回、メインで教えてくださったのが「感情的にならない技術」です。
スバリ!
 「感情的にならない」=「主体性を発揮する」
とのことです。
よくSNSとかで「人の批判」って目にすることがありませんか?
人の批判をしている人は「自分の価値観こそが正義だ!」という「決めつけ」があるそうです。
「自分こそが正義だ!」という決めつけは、人の心を狭くしてしまいます。

そして「白か?黒か?」をはっきりさせることで、「自分の優位性」を保ちたいのです。

なんと!関係がうまくいっている夫婦は、「69%」のことを「あいまい」にしているそうですよ。
「あいまいさ」が夫婦円満の秘訣なのです!

じゃあ、カップルはどうなんでしょうね?
ばんばん。

油断大敵!

あっという間に終わりの時間となりました。
長文ブログになってすみません(汗)
でも正直、これでも足りないくらい今回はたくさんの学びがありました!

最後に社長が教えてくださいます。
 「仕事っぷりは能力ではなく、人間関係で決まります。
  人間関係が良好でないと、良い結果は残せません。
  生産性を高めるためには、良い人間関係を築くこと。
  なので私たちは毎日、一時間の朝礼を通じて、良い人間関係を築いています。
  大切なことを共有し、時に家族のことや病気の事など、しんどいことも分かち合います。
  そうやって、良い人間関係を築いていきます」

さあ、今日も元気に明るく、がんばろうぜ!

W 

2020.07.02

改善勉強会

先日、製品管理係を対象にした「改善勉強会」を実施しました!
新型コロナウイルスの感染予防のために、しばらくこういった集合しての勉強会は見合わせていたのですが、緊急事態宣言解除以降、徐々にですが以前の状態を取り戻しつつあります。

「改善」は3つのステップで考えると取り組みやすいのです。
「第一ステップ:着眼」では、「不の付く言葉」を探して、問題点に気づいていきます。
ってことで、みんなに「不の付く言葉」を書いていってもらいました!
いくつ出るかなぁ。
ちあきさん、やなぎ、せいにゃんの3人リレーでスラスラと出てきました!
製品管理のみんな、すごいぞ!

どれどれ、どんな「不の付く言葉」が書かれたかなぁ・・・って、しょーたの後頭部が邪魔なんですけど!
不器用、不可能、不衛生、不平、不満、不足、不具合、不能、不平等・・・
イイ感じに「不の付く言葉」がたくさん出てきました!
これらは全て「改善のチャンス」なのです!

「改善の第二ステップ:着想」では、「やめる・へらす・カエル」をキーワードにして「改善のアイデア」を考えていきます。
中でも最上級の改善は「やめる」です。
もちろん「目的を果たす」が前提条件での「やめる」です。
お金はかからないし、スグにできるし、最高の改善なのです。
で、「やめられない」なら「減らしてみる」。
数を減らす、量を減らす、長さを短くする、などなど、色んな「へらす」もナイス改善です。
そして「へらす」のも難しいなら「カエル」なのです。
この「カエル」、選ぶ漢字で意味が違ってきます。
なのでカタカナ表記にしています。
ってことで、色んな「カエル」を書いてみましょう!

一番手のばんばん、スラスラ3つ書きました!
二番手のヒラマー、どうしても漢字ひと文字をど忘れしてしまい出てきません!
そこで登場!助っ人おかちゃん!
おかちゃんが見事にヘルプします!

おかちゃん、破れたり!
それっぽくはなっていますが、おしい!(笑)
助っ人して大けがをしたおかちゃんでした。

改めて、おさらい。
 ①着眼:「不の付く言葉」で問題を見つける。
 ②着想:「やめる・へらす・カエル」で改善の切り口を決める。
 ③着手:「とりあえず」やってみる!
これでモリモリ改善できるぜ!

最後は勉強会の効果測定、つまり「理解度テスト」です!
せっかくの学びを長く記憶するにはアウトプットが一番!
テストもいいですが、一番のアウトプットは実際に改善してみることです!
ぜひぜひ、「着眼→着想→着手」で改善していこうぜ!
しょーた、改善はカンニングしてもいいからね!

W 

2020.06.29

安全教育:みんなで新入社員たちを守る!

先日、土成工場で安全教育を実施しましたー!
今回も石ちゃんが写真を撮ってくれました。
石ちゃん、ありがとー!
今回もまずは今期発生してしまった社内のケガについてみんなで共有します。

今期発生してしまった労働災害の中のひとつがこれ。
工具を手に取った時に、工具にくっついていた切粉(小さな金属片)で手を切ってしまいました。
切粉は小さくても「刃物」と同じ鋭さがあります。
なので工具類は常にキレイな状態を保つことが大切です。

毎回、この安全教育ではテーマを設定して実施しています。
今回は「過去10年間の社内労働災害」を色々な角度で集計してみました。
そこから「仮説」を導き出せれば、安全改善にも活かすことができます。

まずは「月別で集計したら、何月に一番労災が起きるのだろう?」です。
過去10年間の労災を集計してみたところ、西精工では「8月」が一番多く発生しています。
そこで「ふ~ん」と流してはもったいない!
「なんでだろう?」と考え、「こうじゃないかな?」と考えてみます。

「なぜ8月に労働災害が多く発生するの?」
 仮説1:長期休暇(夏期休暇)があるので、その前後で気が緩むのかも。
 仮説2:気温が高くなるので、集中力が低下するからかも。
 仮説3:6月に新入社員が配属され、仕事や職場に慣れてくるからかも。

これら「かもしれない」が出てきたら、「念のため」と手が打てます。
例えば、連休前後ではリーダーはもちろん、仲間同士でも安全について声を掛け合う。
なんてことも有効です。

他にも、
 「(ケガの)部位別で集計すると・・・」
これはやっぱり「手(指も含む)」が一番多い!

 「(ケガの)状態別で集計すると・・・」
これもイメージ通りの結果が。裂傷、つまり切り傷が一番多いです!

どちらも要注意なのが「二番手」かもです!
「顔」のケガはアカンし、「腰痛」もなかなか難しい労災です。
しっかり仮説を立てて、「かもしれない→念のため」で安全改善していかなくちゃです!

月別分析の仮説でも挙がりましたが、6月1日より新入社員たちが各部署に配属されています。
今はまだ気をつけて仕事をしている時期ですが、時間と共に「悪い意味で」慣れてきます。
そんな時に周りの先輩たちが目を光らせて、彼らを事故やケガから守らないといけません。
ってことで、シメでは、
 「みんなで新入社員の命と安全を守りましょう!」
と投げ掛けました!

何をさておき、まずは「安全第一」!
これからどんどん暑くなってきますが、「安全第一」で仕事していこうぜ!

W 

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